2008年06月17日
龍宮城へ行った男の墓を拝みました
龍宮城へ行った男の話
昔むかし南風原間切与那覇村に正直者の若い漁師がいたそうな。南風原与那覇といえば与那原と隣接する土地。JEFよなばるとジャスコはえばる店の中間くらいの場所だ。
そんな若い漁師がある日、今よりはずいぶん海が近かったであろう与那原の浜でカラジ(つけ髪)を拾った。人のいい漁師は村中歩いて落とし主をさがしたが見つからなかった。
ひょっとすると浜辺にカラジの主が現れるだろうと、暇さえあれば浜辺を歩いていた。しばらくして漁師の前にこの世の者とは思えぬ美しい娘が現れて、「この髪は私のです。ありがとうございます。さ、龍宮へ遊びに行きましょう」と手を引いて海底に入った。純朴な若者に断る理由などない。美しい娘に誘われるまま手をつないで海の中へ消えていった。
娘は龍宮城の乙姫様であった。(地元のスナック○△のホステスさんではない♪)
漁師は、タダで酒さかなをごちそうになり、連日連夜、飲んで歌って踊る龍宮城の暮らしがすっかり気に入り楽しく遊び暮らした。
さすがに3カ月ほど経つとそろそろ飽きてきて古里を思い出して帰りたいと言った。
乙姫様は「すでに人間世界では33代もたっている。ここでいままでのように楽しく過ごしなさい」と引き止めたが、若者の決心が変わらないので、紙包みを渡し「心細くなったら、この紙包みを持って戻って来なさい。ただし開けてはいけない」と警告した。(帰らないほうがいいのに…)
郷里に帰ってみると、知らない人ばかりで、家族のことをたずねても狂人扱いにして相手にしない。とほうにくれて生まれ育った与那覇村の丘に登って桑の杖をつき座りこんだ。
あの紙包みに良案があろうかと、開けてみると白髪だけで、それが飛んで来て体に付き、たちまち老衰して死んだ。のちに与那覇の村人が老人の死体をみつけたが、普通の人間ではないと考えてその場所に丁寧に葬り、穏作御嶽(ウサンウタキ/神名「クバヅカサノ御イベ」)と名づけた。
この御嶽にたくさんの桑木があったのは、その桑杖から種が生じたものと伝えられる。現在ははえばるジャスコに徒歩10分内で行ける住宅地。現在でも嘉手苅門中と古くからの与那覇の字(区)民と、今年から近くに事務所を構えた私・すながーも拝んでいた。よく考えたら伝説の人の墓である。
過去に「スナック龍宮城」が開業したとは聞いていない。
あれば流行るかも。ただし教養のある美しい乙姫様にかぎる。
来月あたり桜坂の竜宮通りにでも行きたくなってきた(笑)
伝説なのに墓もあり現在でも区民に大事にされている。
そして今日、私は拝んできた。
「安らかにお眠りください」…そして
「私も龍宮城とやら一度行ってみたい…」

だいぶ草ぼうぼう 梅雨空けたら刈ります

隠作根子(うさんにーしー)の墓
ふりかえって汗を拭くと梅雨空けの空気だった
となりの宮城集落には羽衣伝説があります。
気がむいたら次回に紹介します。
羽衣伝説と龍宮伝説
伝説現場はわずか数百メートルしか離れてない。そのちょうど中間地点で私は仕事をさせてもらっている。なんも意味はないと思うが…潜在意識に何か願望でもあったのかな。
ひたむきに思う商売繁盛 千客ばんないOK?
2008年旧暦5月14日
夜になるときっと美しい
十四番目の月が南東の空に上がるだろう。
参考:『沖縄の伝説と民話』月刊沖縄社
昔むかし南風原間切与那覇村に正直者の若い漁師がいたそうな。南風原与那覇といえば与那原と隣接する土地。JEFよなばるとジャスコはえばる店の中間くらいの場所だ。
そんな若い漁師がある日、今よりはずいぶん海が近かったであろう与那原の浜でカラジ(つけ髪)を拾った。人のいい漁師は村中歩いて落とし主をさがしたが見つからなかった。
ひょっとすると浜辺にカラジの主が現れるだろうと、暇さえあれば浜辺を歩いていた。しばらくして漁師の前にこの世の者とは思えぬ美しい娘が現れて、「この髪は私のです。ありがとうございます。さ、龍宮へ遊びに行きましょう」と手を引いて海底に入った。純朴な若者に断る理由などない。美しい娘に誘われるまま手をつないで海の中へ消えていった。
娘は龍宮城の乙姫様であった。(地元のスナック○△のホステスさんではない♪)
漁師は、タダで酒さかなをごちそうになり、連日連夜、飲んで歌って踊る龍宮城の暮らしがすっかり気に入り楽しく遊び暮らした。
さすがに3カ月ほど経つとそろそろ飽きてきて古里を思い出して帰りたいと言った。
乙姫様は「すでに人間世界では33代もたっている。ここでいままでのように楽しく過ごしなさい」と引き止めたが、若者の決心が変わらないので、紙包みを渡し「心細くなったら、この紙包みを持って戻って来なさい。ただし開けてはいけない」と警告した。(帰らないほうがいいのに…)
郷里に帰ってみると、知らない人ばかりで、家族のことをたずねても狂人扱いにして相手にしない。とほうにくれて生まれ育った与那覇村の丘に登って桑の杖をつき座りこんだ。
あの紙包みに良案があろうかと、開けてみると白髪だけで、それが飛んで来て体に付き、たちまち老衰して死んだ。のちに与那覇の村人が老人の死体をみつけたが、普通の人間ではないと考えてその場所に丁寧に葬り、穏作御嶽(ウサンウタキ/神名「クバヅカサノ御イベ」)と名づけた。
この御嶽にたくさんの桑木があったのは、その桑杖から種が生じたものと伝えられる。現在ははえばるジャスコに徒歩10分内で行ける住宅地。現在でも嘉手苅門中と古くからの与那覇の字(区)民と、今年から近くに事務所を構えた私・すながーも拝んでいた。よく考えたら伝説の人の墓である。
過去に「スナック龍宮城」が開業したとは聞いていない。
あれば流行るかも。ただし教養のある美しい乙姫様にかぎる。
来月あたり桜坂の竜宮通りにでも行きたくなってきた(笑)
伝説なのに墓もあり現在でも区民に大事にされている。
そして今日、私は拝んできた。
「安らかにお眠りください」…そして
「私も龍宮城とやら一度行ってみたい…」

だいぶ草ぼうぼう 梅雨空けたら刈ります

隠作根子(うさんにーしー)の墓
ふりかえって汗を拭くと梅雨空けの空気だった
となりの宮城集落には羽衣伝説があります。
気がむいたら次回に紹介します。
羽衣伝説と龍宮伝説
伝説現場はわずか数百メートルしか離れてない。そのちょうど中間地点で私は仕事をさせてもらっている。なんも意味はないと思うが…潜在意識に何か願望でもあったのかな。
ひたむきに思う商売繁盛 千客ばんないOK?
2008年旧暦5月14日
夜になるときっと美しい
十四番目の月が南東の空に上がるだろう。
参考:『沖縄の伝説と民話』月刊沖縄社
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この記事へのコメント
夏草の繁る墓の画像みて確かにタイムトリップしちゃう感じです。
男のロマンはわかりませ〜ん。
ジャスコに印刷団地竜宮城…不思議南風原
男のロマンはわかりませ〜ん。
ジャスコに印刷団地竜宮城…不思議南風原
Posted by マナ at 2008年06月17日 23:33
マナさん>
〜夏草やつわものどもが夢のあと〜(松尾バス停大宜味芭蕉布)
沖縄地方は雨も降らなかったのに梅雨明けました。
畑もダムもたいへんです。ところできょうは旧暦五月十五日、
ぐんぐゎちうまちー(ごがつまつり・稲穂祭)です。
水とガソリンに恵まれますように祈り、感謝する日です。
〜夏草やつわものどもが夢のあと〜(松尾バス停大宜味芭蕉布)
沖縄地方は雨も降らなかったのに梅雨明けました。
畑もダムもたいへんです。ところできょうは旧暦五月十五日、
ぐんぐゎちうまちー(ごがつまつり・稲穂祭)です。
水とガソリンに恵まれますように祈り、感謝する日です。
Posted by すながー at 2008年06月18日 05:53
まず、海底にもぐったとき、どうやって息をしたか
気になります(笑)
幼い頃、うらしま太郎の話を聞いたときも
「ボンベはなかった時代に、どうやってもぐったんだ....。」と悩みました。
気になります(笑)
幼い頃、うらしま太郎の話を聞いたときも
「ボンベはなかった時代に、どうやってもぐったんだ....。」と悩みました。
Posted by 雫
at 2008年06月19日 00:36
at 2008年06月19日 00:36雫さん
>実際は隣国に拉致された可能性が高いですね。
東アジアの大国または朝鮮半島なのか、近海の海底に沈んだ
伝説の国のことなのか、想像はつきません。島のあちこちにある
龍宮伝説と拝所…謎だらけですね。答えはないのがまた面白いんです。
>実際は隣国に拉致された可能性が高いですね。
東アジアの大国または朝鮮半島なのか、近海の海底に沈んだ
伝説の国のことなのか、想像はつきません。島のあちこちにある
龍宮伝説と拝所…謎だらけですね。答えはないのがまた面白いんです。
Posted by すながー at 2008年06月19日 05:23
うこんさん>
コメントありがとうございます。
「与那覇は〜日本という…」「私の前世だと思われる天武天皇」
ただごとではないですね。私はそれだけでも充分に引いてしまいます。
古くから季節の折々に汗を流して拝所を清掃しているおられる地元区民の方々、
役所や学校関係者のいろいろな考え方もありますのでどうか穏便に願いますね。
コメントありがとうございます。
「与那覇は〜日本という…」「私の前世だと思われる天武天皇」
ただごとではないですね。私はそれだけでも充分に引いてしまいます。
古くから季節の折々に汗を流して拝所を清掃しているおられる地元区民の方々、
役所や学校関係者のいろいろな考え方もありますのでどうか穏便に願いますね。
Posted by すながー at 2008年06月19日 17:50



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