2007年12月27日

やんばるの歌碑16)

大兼久節の碑(うふがねくぶしのひ)

やんばるの歌碑16)
名護の大兼久 
 馬走らちいしょしや
舟走らちいしょしや 
 わ浦泊


読み)なぐぬうふがにく
んまはらち いしょしゃ
ふにはらち いしょしゃ
わうらどぅまい


読み)名護の大兼久の馬場は競走馬を走らせておもしろいところである。
   また舟遊びをしてもたのしいところ。
   (何をやってもおもしろいところは)我が名護浦(湾)だよ。
※いしょしゃ=うれしい たのしい

昔の名護は歌碑のある現在の大中1丁目3番(おきぎん名護支店)から「ひんぷんがじゅまる」に向かって幅八間(14m)、長さ二十間(216m)の大兼久馬場があったという。いまでも直線道路に当時の面影を残す。美しい山あり海あり町もある。昔から北山の中心都市・名護は山海の珍味もなんでも揃っている。そして情け深い美童女(みやらび)も多いと聞く。名護はいいところだなあ、というのがこの歌のテーマ。(読人知らず)

やんばるの歌碑16)
裏通りの飲食街  約200mの直線道路は馬も陸上選手も走れそう
「クンチマン」はどんなスナックだろうか? 元気がでるのかな?

たしかに名護は、アメリカ(行ったことないが)でいえば、フロリダのリゾートにロッキーの山なみとニューヨークやボストンの都会にあるものすべて1か所に集約されているようだ。内地でいえば、神奈川県の湘南〜鎌倉の雰囲気に近い。

ところで許田の道の駅の宝くじはよくあたるらしい。2億円でも当たれば速攻で悠々自適なセカンドライフを満喫したいものだ、というのは私の願望。

やんばるの歌碑16)
最近よく使われるネーミング 「にふぇーでぇービル」 名護の飲食街にて



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Posted by 砂川よしひろ at 22:14│Comments(2)歌碑巡り
この記事へのコメント
沖縄には歌碑いくらあるんでしょうね?
私の知らない歌碑がいっぱい。
面白いです♪
Posted by なびかまなびかま at 2007年12月29日 00:06
なびかまさ>ありがとうございます。あなたの不思議ワールドブログみてますよ。(私の勉強不足で意味わからないこと多いですけど)
歌碑は恩納以北の「やんばる」だけでも40くらいはあるようです。離島を含めた沖縄全体では顕彰碑も含めると200は下らないと思います。もっともきちんと調べたわけではありません。
紙も書籍もデジタルも、ましてや人の記憶も、たとえば戦(いくさ)に巻き込まれると、はかなく消えてしまうものならば、結局石に刻んで後世に残す人間の仕業は古代人とそう変わりないかな?と思う年の瀬です。
Posted by すながーすながー at 2007年12月29日 22:12
 
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